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2026.02.20 更新

株式会社アクタガワHRM、スリランカ最大の医療教育機関「IIHS大学」と提携

株式会社アクタガワHRM、スリランカ最大の医療教育機関「IIHS大学」と提携

 

株式会社アクタガワHRMは、スリランカのIIHS(International Institute of Health Sciences)大学と、介護特定技能人材の受入に関する基本合意書(MOU)を正式に締結いたしました。

本提携は、日本が直面する「少子高齢化による人材不足」と、スリランカが抱える「若年層の就業機会不足」という双方の社会課題を同時に解決する、実務直結型の国際連携モデルです。

 

目指すのは受入から定着までの「標準化」

これまで海外人材の受け入れにおいては、入国前の教育レベルのばらつきや、入国後の日本語学習・キャリア支援の不足が課題となるケースがありました。

今回のMOU締結により、現地スリランカでの事前教育から、日本での就労、さらには介護福祉士資格の取得・長期定着に至るまでの支援スキームを完全に「標準化」します。これにより、受入施設様はより安心して、質の高い人材を計画的に受け入れることが可能となります。

IIHS大学では2025年11月より専門講座を開講しており、約8か月間で医療・介護の基礎と日本語を学んだ人材を日本の介護現場へご紹介します。年間200名程度の修了を目標としており、初回の選抜5名は2026年7月に入社する予定です。なお、一般的な特定技能の目安(N4)より高い、日本語能力試験「N3」レベルでの入国を予定しています。

 

アクタガワHRMが提供する「5つの支援スキーム」

本提携に基づき、当社からご紹介する介護特定技能人材には、以下の手厚い支援を提供いたします。

スムーズな受入支援

初日に必要な説明資料、掲示物、業務手順書を両者が分かりやすい形で提供。必要に応じて同国出身サポーターによる役所や銀行等への同行、定期的な面談を実施します。

入国直後の生活・ルール教育

日本で生活するうえで守るべきルール・マナー・税金・契約など、過去事例を基にしたテーマを重点的に講義し、理解度テストの結果を受入先にも共有します。

介護福祉士合格までの「無料学習枠」提供

国家資格「登録日本語教員」保有者による夜間日本語教育を、JLPT N2および介護福祉士合格まで実施。当面の間、学習費用はアクタガワHRMが負担いたします。(※学習意欲の高い学生のみを選抜しています)

介護資格取得支援による長期就労化

初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策講座を無料で受講可能。介護福祉士に合格することで在留資格を「介護」に変更でき、特定技能の最長5年を超えた安定的なキャリア形成と定着率向上が期待できます。

見える化レポートの共有

人材との面談内容や学習の出席状況、相談対応等を集約し、受入先企業様へ定期的にレポートとして共有します。

強力なパートナー「IIHS大学」とは

IIHS(International Institute of Health Sciences)は、23年以上の歴史を持つスリランカ最大の看護・医療系教育機関です。これまでに数千名にのぼる卒業生が、イギリスやオーストラリアなど世界中の先進国で医療従事者として活躍しています。

IIHSの会長であるニハル・デ・シルバ博士(Dr. Nihal De Silva)は、大阪大学で医学博士号を取得しており、日本の教育や労働倫理を深く理解しています。そのためIIHSでは、国際基準のカリキュラムに加え、「規律・敬意・献身」という日本的価値観を教育プログラムに統合しており、日本の介護現場へのスムーズな適応が期待できます。

なぜ「スリランカ人材」なのか?

スリランカは仏教徒が多数を占め、非常に穏やかで真面目な国民性を持っています。また、母国語であるシンハラ語は「日本語と語順が同じ」という特徴があり、現場での指示理解や日本語習得が比較的早い傾向にあります。

歴史的にも親日国として知られ(1951年のサンフランシスコ講和会議でのジャヤワルダナ元大統領の演説など)、日本で働くことへの憧れと高い就業意欲を持つ若者が多く存在します。

今後の展望

アクタガワグループとIIHS大学は、本提携を出発点として、スリランカにおける富裕層向け介護施設の開設検討を含む、多方面での協力を視野に入れています。
教育・人材・施設運営の知見を両国で共有・往復させることで、質の高い介護を実現する長期的なパートナーシップを築いてまいります。